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プロセスシステム工学(Process Systems Engineering;PSE)は,分野横断型の基幹科学であり,その性格上,様々な学協会などにまたがる活動を展開している。日本国内におけるPSE関連の研究開発活動において中心的な役割を果たしているのは,本学会システム・情報・シミュレーション部会(SIS部会)1)と日本学術振興会プロセスシステム工学第143委員会(PSE143委員会)2)である。1976年に発足したPSE143委員会は,2016年6月からの第9期(委員長:東京農工大学・山下善之教授)の活動期間にある。 2019年は,1月13~16日にバンコクで開催された国際会議であるPSE Asia 2019(The 8th International Symposium on Design, Operation and Control of Chemical Processes)から始まった。PSE Asiaは2~3年ごとにアジアで開催されるPSE分野に特化した国際会議であり,特にアジアを中心とした若手研究者や学生による発表が多いことが特徴である。今回の参加登録者総数は215人で,そのうち日本からの参加...
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