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2022 Vol.86 No.5

巻頭言

特集

経皮吸収型製剤 ~皮膚の浸透促進と化学工学の接点~

 薬剤を皮膚に塗ったり,貼ったりする経皮吸収技術は,患者の痛みを伴わない次世代型の薬物投与法 として注目されている。また,薬剤がゆっくり浸透するため,有効成分の血中濃度を長時間にわたって 一定に保つことが期待できるというメリットもある。薬剤の経皮吸収において,薬剤は皮膚組織中を拡 散し,標的となる患部へと達する。この輸送過程において,生体内への異物の侵入を防ぐ役割を持つ表 皮が最大のバリア=律速段階となり,この表皮バリアをいかに超え,標的となる皮膚内部へと薬剤を輸 送するかが本技術開発の重要な課題となる。このためには,皮膚の物質透過メカニズムの正しい理解と, これに基づく化学的/物理的な輸送促進技術の開発が不可欠であり,化学工学の果たす役割も大きいと 考えられる。そこで本号では,経皮吸収型製剤における薬剤の経皮吸収促進(輸送促進)技術にフォーカスしその周辺技術も含め紹介する。

(編集担当:大石孝洋・太田誠一)

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