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アルミニウム(Al)は輸送機器,飲料缶,建材など,広く利用されている金属材料の1つである。しかしながら,Al地金の製造方法(製錬)は膨大な電力を消費するため,長年問題視されてきた1, 2)。近年,環境負荷の低減が世界的に求められている中,新たな製錬方法やAlスクラップの有効活用が求められる。こうした課題に対して,当社は,2013年度から2022年度まで新構造材料技術研究組合(Innovative Structural Material Association, ISMA)に組合員として参画し,再委託先の北海道大学,岩手大学,千葉大学,京都大学との産学協業で,経済産業省および(国研)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託事業として,事業化を視野に入れた基盤技術の研究開発を進めてきた。本稿では,Alの製錬,リサイクルといった,本研究開発における技術的背景を紹介すると共に,その成果の一部について紹介する。 ...
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