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触媒反応工学分科会では,環境・エネルギー問題を解決するうえで重要な触媒に関して,その基礎から応用までの学問的且つ技術的進化を図ると共に,実用化へ向けた議論の場として活動をおこなっている。2020年初頭から始まったCOVID-19の世界的な感染拡大のため,多くの国際会議の開催が2020年から2021年に延期された。2021年当初はオンライン形式での開催が主流だったが,徐々に対面とオンラインのハイブリッド開催,もしくはこれまでと同様の対面のみの開催も進められている。ここでは,2021年度に開催された触媒と反応工学に関連する学術分野の動きと触媒反応工学分科会の活動を紹介する。 2020年8月にイタリアのミラノにて開催予定であったChemReactor-24 conferenceは,2021年9月12〜17日に延期されオンライン形式により開催された。反応器・反応プロセス開発を主題とする本会議では,反応器内における反応を伴う熱・物質移動の詳細解析から,構造体触媒,膜型反応器,マイクロリアクター,プロセス強化に至るまで,多岐に亘る内容が議論された。2020年12月にインドのデリーにて開催予定であった26th Inter...
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