KV Slide 1 KV Slide 1
KV Slide 2 KV Slide 2
KV Slide 3 KV Slide 3
2019年度以前の記事は
電子図書館をご覧ください

※ 検索ワードを区切るスペースは半角でお願いします。

2023 Vol.87 No.4 特集

前の記事へ

特集 プロセスデータ解析技術を活用した医療データ解析

研究室紹介 山口大学工学部応用化学科
反応工学研究室

次の記事へ

特集

ソフトセンサーの最新動向
ガスタービン翼の損傷管理高度化に向けた取り組み

 火力発電設備において保守のスマート化が志向されている。その中で,機器の状態監視技術や異常予知技術の開発を目的に,センサー計測データの活用が進められている。しかしながら,火力発電設備においてはセンサーの取り付けが困難な部位も少なくなく,こうした部位における状態監視が課題になっている。例えば,最新の大型ガスタービンでは,燃焼ガス温度が1,650℃に達しており,燃焼ガスに直接晒されるタービン翼では酸化減肉やクリープ損傷,あるいは熱疲労損傷といった種々の損傷が生じるものの,極めて高温の作動環境のため,損傷の進行を監視するためのセンサーを設置することは困難である。  近年では,再生可能エネルギーの導入拡大に伴い,ガスタービンの負荷変化運転が増加しており,タービン翼の熱疲労損傷が従来よりも加速することが懸念されている。タービン翼の重大な損傷は,プラントの安定運転に深刻な影響を及ぼすため,トラブルの防止,電力の安定供給の観点からは,これに密接に関わる温度や応力,ひずみの過渡的な変化をリアルタイムで推定・把握し,損傷の進行を監視するソフトセンシング技術の開発が必要になる。 ...

酒井 英司
Image

酒井 英司

Efforts to Advanced Damage Management of Gas Turbine Blades

Eiji SAKAI

  • 2006年 東京大学大学院工学系研究科航空宇宙工学専攻博士課程修了 博士(工学)

  • (一財)電力中央研究所 エネルギートランスフォーメーション研究本部 上席研究員

前の記事へ

特集 プロセスデータ解析技術を活用した医療データ解析

研究室紹介 山口大学工学部応用化学科
反応工学研究室

次の記事へ

Online ISSN : 2435-2292

Print ISSN : 0375-9253

image

PDFを閲覧するにはAdobe Readerが必要です。

お気に入りから削除しますか?

はい