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2023 Vol.87 No.5 特集

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特集 マイクロ流路を利用した乳化技術とスケールアップ

特集 「深海インスパイヤード化学」による
シングルパス連続プロセスでのナノエマルション製造

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特集

乳化・解乳化技術の進展
撹拌翼・槽内構造の最適化設計による
超高粘度液の均一乳化

 エマルションは,使用感や食感,有効成分の安定化やDDS(Drug Delivery System)等を目的として,食品,化粧品,医薬品に使用されていることが知られている。とりわけ化粧品分野では,顔や肌に直接塗ることから,その使用感が極めて重要であり,のびが良く,さっぱりした使用感を与えるO/Wエマルションや,紫外線防御への関心の高まりからSPF値を高くすることが可能で耐水性に優れたW/Oエマルションなどの調製のため,様々な乳化技術が開発されてきた。このほか,エマルションの乳化粒子径が与える外観や安定性への影響を活かした製品もある。乳化粒子が1〜10μmのエマルションは純白で光沢のある外観となるが,粒子径が小さくなるにつれて,青みを帯びると共に半透明,更には透明へと外観が変化する。一方,粒子径が大きく,100μmを超すようなエマルションは白さや光沢が低下して,灰色を帯びた外観となる1)。この現象を利用し製品特性の制御をおこなうことで,塗料など様々な分野でもエマルションは使用されている。上記の使用例のような最終形態がエマルションである製品のほかにもエマルションが鍵となる製品もある。例えば,プラスチックの世界では,...

田中 彩
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田中 彩

Uniformity of Emulsified Particles in Ultra-High Viscosity Liquids by Optimized Design of Agitator Blades

Aya TANAKA

  • 1999年 神戸商船大学大学院商船学研究科海洋電子機械工学専攻博士前期課程修了

  • 住友重機械プロセス機器(株)技術部 技術グループ 主任技師

李 承注
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李 承注

Seungjoo LEE

  • 2018年 PUSAN NATIONAL UNIV., Bachelor of Nanomechatronics Eng.

  • 住友重機械プロセス機器(株)技術部 技術グループ

横川 佳浩
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横川 佳浩

Yoshihiro YOKOKAWA

  • 1988年 大阪大学大学院薬学研究科薬品化学専攻前期課程修了
    1996年 大阪大学 博士(薬学)

  • (株)タイキ 研究開発センター 技術推進室 室長

竹中 克英
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竹中 克英

Katsuhide TAKENAKA

  • 1999年 山形大学大学院理工学研究科博士後期課程修了 博士(工学)

  • 住友重機械プロセス機器(株)技術部 技術グループ グループリーダー

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Online ISSN : 2435-2292

Print ISSN : 0375-9253

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