※ 検索ワードを区切るスペースは半角でお願いします。
新規材料開発をおこなう際には,顧客の要望や研究の目的に合わせて,適した材料を効率良くプロセス開発するための方向性を探る。また,興味深い特性を有する材料が発見された場合には,その材料がどのように活用できるかを探索することもある。このような「順方向」の開発に対して,公開情報や内部情報を駆使して,世の中で求められている材料の動向やバリューチェーンの流れを把握し,そこから「逆方向」に直接材料開発に繋げることができれば,より効率的な材料開発が実現できる。近年では,AI技術の進歩により,このような開発スタイルの加速化が期待されている。 本稿では,AI界において,現在,ホットトピックになっているChatGPTをはじめ台頭著しい自然言語処理の材料開発への適用を皮切りに,シミュレーションやロボティクス,データベース(DB)といったインフォマティクス技術の材料・プロセス開発への活用事例について一連の流れを示す。種々の材料・プロセス開発に適用可能な先進のインフォマティクス技術を紹介しながら,前述の「逆方向の」開発にどのように適用していくかについて述べる。 ...
お気に入りから削除しますか?