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食品の安全性や保存性を高める殺菌・加工方法として加熱処理が一般におこなわれているが,高温で長時間の加熱が食品の熱劣化を引き起こすことが問題となることがある。ミニマムヒーティング技術とは,電気の力により,様々な形態の食品を迅速・均一に加熱することで,殺菌・加工に必要な加熱時間を最小限とするものである。ミニマムヒーティング技術として,これまでに低粘度の果汁に対応する「交流高電界殺菌」,高粘度の果実ペーストに対応する「高周波パルス加熱」,チルド流通されるパウチ食品に対応する「水中短波帯加熱」,レトルトパウチ食品に対応する「水中短波帯加圧加熱」を開発してきた。以下に,各ミニマムヒーティング技術について具体的な事例を交えて紹介する。 ...
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