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2020 Vol.84 No.6 特集

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特集 熱電発電によるエネルギーハーベスター開発と設備モニタリング事例

特集 振動発電を利用したセンサの自立電源化とそのプラント適用事例

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特集

エネルギーハーベスティング:化学プラントのIoT化に向けて
振動発電の概要と広帯域高効率化

 化学プラントにおいてはポンプや電動機など多数の動機器が稼働しており,その健全性の維持がプラントの安全・安定操業に不可欠である。設備の稼働率を保ちつつこれらの保全を確実におこなうためには,機器の寿命把握に依拠した計画的な保守が必要であり,状態監視に基づく予知保全の実施が求められる。大規模な化学プラントでは対象となる動機器の数も膨大であり,これらの状態監視にかかる点検コストの削減が欠かせない。たとえばある石油化学コンビナートでは1万機を超える動機器のうち約5千機が定期振動診断の対象であり,その測定ポイントは2万点を超えることが報告されている1)。小規模の化学プラントにおいても,動機器の比率が高い分野ではそれらの適切な保守がクリティカルであり,振動計測の自動化・オンライン化による傾向管理を低コストで実現することが求められる2)。  近年,より強力になったサイバー空間のコンピューティング資源と物理空間を結びつけるインターフェースとして,様々なモノにセンシング機能と通信機能を与えて情報ネットワークに接続するIoT(Internet of Things)の概念が提唱され,収集された大量のデータを使って新たな価値の創出や生...

増田 新
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増田 新

Vibration Energy Harvesting:A Brief Introduction, Bandwidth Extension and Power Enhancement

Arata MASUDA

  • 1990年 京都大学工学部精密工学科卒業 博士(工学)

  • 京都工芸繊維大学機械工学系 教授

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Online ISSN : 2435-2292

Print ISSN : 0375-9253

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