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1990年代のパソコンの普及時期と同調して,商用のプロセスシミュレータの使用が広く一般化され,今やプロセスシミュレータは化学工学の計算においては電卓のごとく必須のツールになっている。 現在各社から提供されている商用プロセスシミュレータは汎用的であり,GUI上で単位操作を並べて必要なパラメータを与えれば計算結果を得ることができる。それ故に,使用者側は,得られた結果を鵜呑みにすることなく,作成したプロセスモデルを数理モデルの集合として捉え,現象を理解することが重要であり,得られた計算結果がエンジニアリング的に妥当であるかどうかを判断する能力が問われる。 本稿では,プロセスシミュレータでの物性の重要性について述べ,プロセスシミュレータの活用例と最近の動向について紹介する。 ...
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