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当研究室は,自然環境に雑多に存在する微生物のポテンシャルの理解に努め,微生物機能を最大限に利用した省エネ・低コスト型環境浄化プロセス,有価物やバイオガス回収を志向したバイオプロセスの開発,微生物の凝集体であるバイオフィルムの制御に取り組んでいる。化学工学をコア学問として,生態工学・微生物生態学・生物工学などを融合させ,多角的な観点から水環境・温室効果ガス・廃棄物などに関連する環境問題を解決する技術開発と,微生物資源の探索をおこなっている。研究対象は,微生物ゲノムを基にした機能解析,バイオフィルム内の微生物間相互作用の解明といった微視的スケールの基礎研究から,水田や実排水処理施設の環境低負荷型のシステム開発といった実用化を目指した応用研究まで,研究ステージやスケールに囚われない多様な研究を展開している。 2019年3月まで,当講座を主宰していた細見正明教授が退職され,利谷翔平准教授が着任した。2020年3月より,黒岩恵助教が赴任され,新体制が始動している。現在の研究室メンバーは,教授1名,准教授1名,助教1名,特任助教1名(末永俊和),研究員2名(吉野寛之・森賀奈子),事務補佐員1名,博士後期課程学生5名,博...
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