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「今,研究している技術は,この先研究室だけが使うものではない」を念頭に置いて研究をしています。 研究室に所属し,卒業研究に着手するまで私は「研究室で出した成果はなんでもそのまま誰かの役に立つ」と考えていました。この考えを持ち挑んだ研究テーマは「機械学習を用いた培養結果予測手法の検討」でした。研究背景には実用培地を用いた微生物,細胞培養において収率が不安定になる課題があり,当時の私にはあまり身近なものではありませんでしたが,課題解決の価値,研究の方針を文面上では理解しているつもりでした。研究開始当初は時間をかけ実験データを集め,機械学習から予測値を算出し,納得のいく予測精度が出せるまで繰り返す毎日でした。納得のいく予測結果が出せたときには結果に満足していました。そして私にとって初めての学会発表の機会「化学工学会第50回秋季大会」に参加しました。ポスターで研究内容を発表し,学生だけでなく他大学の先生や企業の方々に楽しそうに聞いていただけ嬉しかったです。他に似た分野の人が少ない中で他大学の学生からは面白い研究とお言葉をもらい,慣れない発表でしたが時間はすぐに過ぎていきました。自分が最先端の研究に関われていると感じ...
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