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2021 Vol.85 No.3 小特集

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小特集 鉄鋼スラグのCO2鉱物化促進のための溶融状態からの処理技術

小特集 コンクリートスラッジを利用した二酸化炭素の鉱物化と環境浄化材の製造

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小特集

鉱物化による二酸化炭素の有効利用・固定化技術
コンクリートの炭酸化による カーボンリサイクル技術『CO2-SUICOM』

 全国地球温暖化防止活動推進センターの取りまとめによると,2018年には世界全体で約328億トンのCO2が排出されており,日本はそのうち3.4%にあたる約11.4億トンのCO2を排出している。これは中国,アメリカ,インド,ロシアについで5番目であり,日本は世界有数のCO2排出国となっている。また,2015年に開催された第21回地球温暖化防止会議(COP21)にて採択された「パリ協定」において,日本は2050年にCO2排出量を2013年比で80%削減することを目標として掲げた。さらに,菅総理大臣が2020年10月26日の所信表明演説で,『2050年までに日本の温室効果ガス排出をネットゼロにする』という発表をして話題になるなど,CO2排出削減に向けた取り組みを加速させている。  本稿では,CO2排出削減技術のうち,炭酸塩化と呼ばれる技術への期待の高さについて述べるとともに,コンクリートの強制炭酸化によるCO2固定に着想して著者らが開発した環境配慮型コンクリート『CO2-SUICOM(CO2-Storage and Utilization for Infrastructure by COncrete Material...

取違 剛
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取違 剛

Carbon Recycle by the Carbonation of Concrete,“CO2-SUICOM”

Takeshi TORICHIGAI

  • 2005年 九州大学 修士(工学)

  • 鹿島建設(株)技術研究所土木材料グループ 主任研究員

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Online ISSN : 2435-2292

Print ISSN : 0375-9253

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