KV Slide 1 KV Slide 1
KV Slide 2 KV Slide 2
KV Slide 3 KV Slide 3
2019年度以前の記事は
電子図書館をご覧ください

※ 検索ワードを区切るスペースは半角でお願いします。

2021 Vol.85 No.4 特集

前の記事へ

特集 超音波合成に適した周波数と超音波による化学的作用の定量化

特集 超音波とウルトラファインバブルを活用した金ナノ粒子合成

次の記事へ

特集

超音波を用いた合成技術の最前線
超音波由来マイクロバブルを用いた金属のポーラス化技術

 マイクロバブルは用途によって定義は異なるものの,おおよそ直径100μm以下の真球形状の気泡である。近年では,マイクロバブルを含む微細な気泡を“ファインバブル”として国際標準化を進める動きが日本を中心として進められている1)。マイクロバブルを作る技術についても,これまでに様々な方法が開発されており,微細な穴から出す方法(微細管,多孔質板,散気膜),剪断流を利用したノズルから出す方法(二重円管ノズル,高速旋回ノズル),圧力変動による気泡の崩壊や析出を利用する方法(キャビテーション,加圧溶解)などがある。したがって,それぞれの生成技術の特徴を把握し,用途にあったマイクロバブル生成技術を選ぶことが重要となる。  筆者らは超音波を用いた新しいマイクロバブル発生技術として,内部をガスが通過可能な中空構造を有する超音波ホーンの振動面から気体を放出することでマイクロバブルを発生させる手法を開発した2)。この中空超音波ホーンを用いてマイクロバブルを発生させる手法では,平均20μm以下の気泡を容易に生成させることが可能であるだけでなく,水以外の高温・高粘度液体中や腐食性液体中でのマイクロバブル発生や,発生したマイクロバブルに強い...

幕田 寿典
Image

幕田 寿典

Fabrication Techniques for Porous Metals Using Ultrasonically Generated Microbubbles

Toshinori MAKUTA(正会員)

  • 2015年 東京大学大学院新領域創成科学研究科博士課程修了 博士(環境学)

  • 山形大学大学院理工学研究科 准教授

前の記事へ

特集 超音波合成に適した周波数と超音波による化学的作用の定量化

特集 超音波とウルトラファインバブルを活用した金ナノ粒子合成

次の記事へ

Online ISSN : 2435-2292

Print ISSN : 0375-9253

image

PDFを閲覧するにはAdobe Readerが必要です。

お気に入りから削除しますか?

はい