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2021 Vol.85 No.8 特集

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特集 ニホンヤモリの脚の毛束構造 -バイオミメティク生活アシスト手袋の開発

特集 コンクリートの表層品質を向上させる ロータス効果を活用した型枠「アート型枠」

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特集

バイオミメティクスがもたらす技術革新
カヌースラローム競技用国産カヌー “水走(MITSUHA)”の開発

 カヌースラローム競技とは,250 mほどの区間に設置された18~25個のゲートを指定された順番に通過しながら,スタートからゴールまでの時間を競う競技である。ゲートには2種類があり,1つは緑と白で色分けされたダウンゲート,もう1つは赤と白で色分けされたアップゲートと呼ばれる。ダウンゲートはコースの上流から下流に向かって通過し,アップゲートは下流から上流に向かって通過しなくてはならない。このゲートは2本のポールで構成されており,ゲート通過時にポールに触れるとペナルティタイムとして2秒,ゲート不通過で50秒がゴールの通過タイムに加算される。単純に言えば,スタートからゴールまでの1/100秒を競う“速さ”とゲートを通過する“テクニック”が求められる競技である。  現在,このカヌースラローム競技のトップにいるのは,ヨーロッパ選手たちである。また選手の出身地を問わず,世界で戦う選手の多くが使用する船艇のほとんどはチェコ,スロバキア,ポーランドで開発されたものである。日本人選手もこれらの船を使っている。このヨーロッパで開発された船は,欧米の選手を対象として設計されており,日本人選手にとっては体型が合わないものとなっている。...

窪田 佳寛
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窪田 佳寛

Development of MITSUHA for Canoe Slalom

Yoshihiro KUBOTA

  • 2011年 東洋大学大学院工学研究科機能システム専攻博士後期課程修了

  • 東洋大学理工学部機械工学科 准教授

望月 修
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望月 修

Osamu MOCHIZUKI

  • 1982年 北海道大学大学院工学研究科博士後期課程修了 工学博士

  • 東洋大学大学院理工学研究科生体医工学専攻 教授

寺田 信幸
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寺田 信幸

Nobuyuki TERADA

  • 1976年 東邦大学理学部生物学科

  • 東洋大学理工学部生体医工学科  教授

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Online ISSN : 2435-2292

Print ISSN : 0375-9253

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