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吸着・イオン交換に関する学会は，国内外に数多くあり，基礎研究から応用展開に至るまで幅広い分野で交流する機会が設けられている。しかし，2020年は，他の分野でも同様であるが，多くの学会が新型コロナウイルス（COVID-19）の影響を考慮して，学会行事をオンラインで開催したり，中止もしくは延期したりした。ここでは，講演要旨の公開やオンラインで開催された国内外の学会の動きをまとめる。 化学工学会第85年会では，“Adsorption”と“Ion exchange”がキーワードとして登録された18件の講演要旨が公開された。オンラインで開催された化学工学会第51回秋季大会（9月24～26日）では，部会シンポジウム「吸着・イオン交換・抽出の最新動向」にて8件の講演がおこなわれ，その他のセッションで21件の吸着・イオン交換に関する講演がなされた。 オンラインで開催された2020 Virtual AIChE Annual Meeting（11月16～20日）のSeparation Divisionでは，吸着・イオン交換に関連する14のセッションが設けられた。また，International Adsorption Soci...
Online ISSN : 2435-2292
Print ISSN : 0375-9253
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