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近年,化学メーカーでのCAE(Computer Aided Engineering)活用事例の報告があるように,当社においてもトラブル対策や工業化検討の場面でCAEを活用している。CAEは,ラボスケールからプラントの実機スケールに至るまで幅広く,流動計算から構造物の強度計算に至るまで様々な分野において活用でき,トラブルの原因究明のための仮説検証や試験回数を削減し,検討のスピードアップに貢献している。当社にはCAEを専門に扱う部門があり,各拠点で発生する様々な課題について解析を請け負っている。当部門ではCAEの普及活動として全国各地にある拠点に足を運び,CAEにより目視できない現象を可視化することによる有用性をPRし,現場が抱える課題についてヒヤリングをおこない,CAEを用いた課題解決手法を提案してきた。その甲斐あって,多くの拠点からトラブル対応や工業化検討に関してCAEによる解決を希望する声が高まっており,それに応えるため,技術者の増員,ソフトウェアライセンスや計算用マシンの増強が進められている。 ...
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