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2023 Vol.87 No.8 特集

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特集 粒状大豆たん白の開発と大豆ミートへの応用

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特集

食のイノベーションに資する化学工学
食品廃棄物を活用した建設材料の開発と社会実装

 世界で食用に製造される食品のうち,3分の1が廃棄されていると言われており,食品廃棄物の有効活用が課題となっている。日本における食品廃棄物の発生量は約2,800万トンで,主に焼却,飼料化,肥料化によって処理されている。焼却による二酸化炭素発生が課題となっているほか,飼料化,肥料化においても,最終製品の価格が安い上に厳しい品質管理が要求される等,持続的におこなうことが難しくなっている現状がある。また,国連「持続可能な開発目標(SDGs)」の目標12.3においても,2030年までに食品廃棄を半減させることが求められている。そこで,食品廃棄物を原料とした新たな素材の開発を試みた。これまで,食品廃棄物を原料とした素材としては,バイオマスレジンホールディングス社のRiceResinをはじめとして様々な物が存在する。  本研究では,食品廃棄物のみを原料として,建設材料として実用上十分な強度を有する素材(以下,本材料とする)を開発することに成功した。本稿では,本材料について,製造工程や実用例も踏まえて概説する。 ...

町田 紘太
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町田 紘太

Novel Construction Material from Food Waste and Products

Kota MACHIDA

  • 2021年 東京大学工学部社会基盤学科卒業

  • fabula(株)代表取締役

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Online ISSN : 2435-2292

Print ISSN : 0375-9253

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