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2022年は，新型コロナウイルス感染症（以下「コロナ」）からの回復，共存に向けた準備期間の1年であった。2022年前半は，まだまだコロナ感染拡大の影響が大きく，日本国内では，初めてコロナ感染者が確認された2020年1月16日（2020年1月15日夜にコロナ確定診断がなされ，16日未明にWHOへ通告1）。）から2022年末までに，のべ29,212,535名が感染した2）。しかし，2022年後半になるにつれて行動制限が緩和されてくるなど，2022年は日本国内でのアフターコロナに向けた準備が進展した。年末には，2023年5月からコロナが感染症法上の位置付けで5類感染症に移行される動きが出てきて，国民のコロナに対する危険意識が軽減したことが行動の活性化に繋がり，日本経済の正常化を後押しした。 また，2022年には成年年齢が従来の20歳から18歳へと引き下げられた。賃貸アパートの契約や自動車などを購入するローン契約など，様々な契約が18歳からできるようになる。アルコール摂取や喫煙などができるのは従来と変わらず20歳になってからと定められているが，自分の意思で決めて行動することができるのが，2歳ほど早くなった。 コロ...
Online ISSN : 2435-2292
Print ISSN : 0375-9253
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