KV Slide 1 KV Slide 1
KV Slide 2 KV Slide 2
KV Slide 3 KV Slide 3
2019年度以前の記事は
電子図書館をご覧ください

※ 検索ワードを区切るスペースは半角でお願いします。

2023 Vol.87 No.11 特集

前の記事へ

特集 「やまなし水素・燃料電池バレー」の実現を目指して

特集 『e-methane』を中心とした
横浜市との地域連携に関する取り組み

次の記事へ

特集

カーボンニュートラルに関した自治体の取り組み
広島県におけるカーボンリサイクル
事業創出に向けた研究開発

 広島県でのカーボンリサイクル技術に関する研究開発の動きは,2019年9月に経済産業省から発表された「カーボンリサイクル3Cイニシアティブ(CR3CI)1)」に端を発する。この宣言において,「既にCO2が得られる広島県大崎上島を企業や大学等による研究もおこなえる実証拠点として整備」することが明記されている。そもそも大崎上島町は,人口8,000人足らずの本州とは橋の接続がない離島であり,竹原市の対岸に位置し,竹原港よりフェリーにて30分程度の距離にある。町は最も大きな島である大崎上島と,後述する大崎クールジェン(株)とそれに付随するカーボンリサイクル実証研究拠点2)が居を構える長島,更に主として鉛の製錬業務をおこなう東邦契島製錬(株)(旧東邦亜鉛(株))が島の大部分を占める契島,そのほか比較的大きな生野島に加え,大小20余りの無人島で構成される。  そもそも,大崎上島がカーボンリサイクルの研究開発拠点に選定されたことの発端は2009年7月に遡る。この時,革新的低炭素石炭火力発電の実現を目的として,中国電力(株)と電源開発(株)の出資により,大崎クールジェン(株)が設立された。2012年からは,大崎クールジェンプロ...

市川 貴之
Image

市川 貴之

Research and Development Aimed at Creating Carbon Recycling Businesses in Hiroshima Prefecture

Takayuki ICHIKAWA(正会員)

  • 2002年 広島大学大学院生物圏科学研究科博士課程後期修了 博士(学術)

  • 広島大学大学院先進理工系科学研究科 教授

前の記事へ

特集 「やまなし水素・燃料電池バレー」の実現を目指して

特集 『e-methane』を中心とした
横浜市との地域連携に関する取り組み

次の記事へ

Online ISSN : 2435-2292

Print ISSN : 0375-9253

image

PDFを閲覧するにはAdobe Readerが必要です。

お気に入りから削除しますか?

はい