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光造形法は,高分子製の複雑構造を高速に作製できる,アディティブ・マニュファクチャリング(AM:Additive Manufacturing)の一種である1)。従来は,工業製品の試作モデルの成型に用いられたが,著者らの研究グループでは,液体樹脂に金属やセラミックスの微粒子を分散し,ペースト状の原料素材を用いることで,実用材料の自由な造形技術として確立した。 本稿では,デンドライト状のマイクロ構造を造形し,エネルギーならびにマテリアルの流れ制御をめざした一連の研究から,電磁波としてテラヘルツ波を制御する,フォトニック結晶の開発事例を紹介する。分子振動と電磁波振動を同期させる,テラヘルツ共振器の試作についても詳細を述べる。 ...
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