※ 検索ワードを区切るスペースは半角でお願いします。
私は現在,修士2年として化学工学を専攻しており,微粒子を用いた新規材料の開発をテーマに研究をおこなっています。また,来年度からも同じ研究室で博士課程に進学する予定です。そのため1年前の私は,研究室に行き実験をおこなったり,大学院の講義を受講したりという「当たり前」の生活がこれからもしばらく続いていくのだろうな,と漠然と想像していました。しかし実際には,私たちの置かれた環境は「当たり前」から大きく姿を変えることとなりました。振り返ってみても,2020年は私たちの普段の生活や考え方を一変させる,そういう年だったように思います。修士2年に上がる3,4月頃から,私たちの身の回りに様々な制限が課せられるようになりました(マスクの着用,移動や会食の自粛が求められるなど)。勿論それらの制限も厳しいものでしたが,大学に立ち入ることができないという制限は,私たちが研究活動をおこなう上で大きな打撃を与えたように思います。研究室へ行くことができないため実験が進められず,またディスカッションや講義といった,これまで対面でおこなわれてきたものがすべてWeb会議ツールを利用したオンライン上のものへと置き換わっていきました。今までのように...
お気に入りから削除しますか?