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本誌の「広がれ!ダイバーシティ」という企画記事で,筆者の研究の変遷や異なる知識を融合させていることの面白さなど,異分野連携を進めている筆者の考えなどを紹介して欲しいという執筆依頼があった。以下に,執筆依頼に沿って,数学をコアにした異分野連携についての筆者の考えを紹介する。 筆者は,1981年に化学工学修士課程修了後,当時世界最大規模の鉄鋼会社に入社し,仕事を通じ2000年から数学者との連携を開始,2018年に東京大学大学院数理科学研究科に社会連携講座「データサイエンスにおける数学イノベーション」を開設,その特任教授として現在に至っている。社会連携講座の目指す数学イノベーションの概念と活動内容は応用数理学会誌1)に寄稿している。 ...
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