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2022 Vol.86 No.8 特集

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特集

化学工学に貢献する先端計測
顕微質量分析装置の原理と薬物動態を中心とした生体試料への応用

 顕微質量分析装置は,生体組織切片などの平面状の試料表面に対して,直径数μm〜200μm程度の微小領域からマススペクトルを取得し,その位置を少しずつずらしながら試料面に対して満遍なくおこなうことで,質量(m/z値)情報により分子分布を可視化できる装置である。一般に,質量分析イメージング装置と呼ばれることもある。本稿では,以下,顕微質量分析装置,そして分析法を顕微質量分析と呼ぶこととする。顕微質量分析によるデータ取得の概略を図1に示す。 ...

荒牧 修平
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荒牧 修平

Principles of Microscopic Mass Spectrometry and Its Application to Biological Samples With a Focus on Pharmacokinetics

Shuhei ARAMAKI

  • 2019年 広島大学医学部医学科卒業

  • 浜松医科大学細胞分子解剖学講座 特任助教

高橋 豊
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高橋 豊

Yutaka TAKAHASHI

  • 1990年 群馬大学大学院工学研究科修士課程修了 博士(工学)

  • (株)プレッパーズ 代表取締役社長

瀬藤 光利
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瀬藤 光利

Mitsutoshi SETOU

  • 1994年 東京大学医学部医学科卒業

  • 浜松医科大学細胞分子解剖学講座 教授

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Online ISSN : 2435-2292

Print ISSN : 0375-9253

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