KV Slide 1 KV Slide 1
KV Slide 2 KV Slide 2
KV Slide 3 KV Slide 3
2019年度以前の記事は
電子図書館をご覧ください

※ 検索ワードを区切るスペースは半角でお願いします。

2022 Vol.86 No.12 特集

前の記事へ

特集 従来のアンモニアおよびブルーアンモニア,グリーンアンモニア

特集 電場を印加した固体触媒上での低温アンモニア合成

次の記事へ

特集

「新しいアンモニア」への挑戦
温和な条件でのアンモニア合成を志向した酸化物担持金属触媒の開発

 アンモニアは硫安などの化学肥料の原料として極めて重要な基礎化学品である。全世界の生産量のうち約8割は肥料用とされており,工業的アンモニア合成プロセスであるハーバー・ボッシュ法が「空気からパンを作る方法」とも呼ばれる所以である。一方で,アンモニアは水素貯蔵密度が高く,比較的容易に液化するという特徴を持つことから,再生可能エネルギーによって製造される水素の貯蔵,輸送媒体(エネルギーキャリア)として期待されている。特に日本では直接燃焼させる“燃料アンモニア”としての利用に注目が集まっており,石炭火力発電用のボイラーで混焼,あるいは専焼することで,主要なCO2発生源である火力発電からのCO2排出量を大きく削減することが構想されている。一方で,脱炭素/CO2削減に向けた期待に真にアンモニアが応えるためには,再生可能エネルギーを利用したグリーンアンモニアの製造,利用への移行が不可欠であり,そのキーテクノロジーの1つとして,再生可能エネルギーの利用に適した温和な条件(300〜400℃,0.1〜10 MPa)で高活性を示す新規アンモニア合成触媒の開発が注目されている。 ...

佐藤 勝俊
Image

佐藤 勝俊

Oxide Supported Metal Catalysts for Ammonia Synthesis at Low Temperature and Low Pressure

Katsutoshi SATO(正会員)

  • 2009年 大分大学大学院工学研究科博士後期課程物質生産工学専攻修了 博士(工学)

  • 名古屋大学大学院工学研究科化学システム工学専攻 特任准教授

永岡 勝俊
Image

永岡 勝俊

Katsutoshi NAGAOKA(正会員)

  • 2001年 東京工業大学大学院総合理工学研究科化学環境学専攻博士後期課程修了 博士(工学)

  • 名古屋大学大学院工学研究科化学システム工学専攻 教授

前の記事へ

特集 従来のアンモニアおよびブルーアンモニア,グリーンアンモニア

特集 電場を印加した固体触媒上での低温アンモニア合成

次の記事へ

Online ISSN : 2435-2292

Print ISSN : 0375-9253

image

PDFを閲覧するにはAdobe Readerが必要です。

お気に入りから削除しますか?

はい