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2023 Vol.87 No.6 特集

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特集 超超プロジェクトの成果と
材料設計プラットフォーム

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実践的に活用できるようになった

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特集

製品開発を変えるマテリアルズ・インフォマティクス
物質科学のためのデータ同化

 2011年にアメリカでMaterials Genome Initiative1)が,日本でも2014年に物質・材料研究機構を中心としてMaterials research by Information Integration Initiative(MI2I)2)といったプロジェクトが発足し,マテリアルズ・インフォマティクスに関する研究が世界中で活発におこなわれている。インフォマティクスとは背後にあるメカニズムの理解なしにデータから直接に結果を予測するものであり,メカニズムの理解と制御を中心に発展してきた物質科学にはあまり馴染みのないアプローチである。材料特性は複数の要素が複雑に絡んで発現しているが,その全ての要素について必ずしも理解が及んでいるわけではない。その未解明な部分をデータから予測し,複雑な材料特性でも取り扱いを可能にするという意味で,マテリアルズ・インフォマティクスは大いに期待できる。  物質科学の大きな目標の1つが「新物質の発見」である。新物質とはデータがないものである。インフォマティクスでは,データのあるところの近くでは予測精度が高いが,データから離れると精度が著しく落ちる。通常のインフォマティ...

原嶋 庸介
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原嶋 庸介

Data Assimilation for Materials Science

Yosuke HARASHIMA

  • 2013年 大阪大学大学院理学研究科物理学専攻博士後期課程修了

  • 奈良先端科学技術大学院大学先端科学技術研究科物質創成科学領域 助教

藤井 幹也
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藤井 幹也

Mikiya FUJII

  • 2008年 東京大学大学院総合文化研究科広域科学相関基礎科学系博士課程修了

  • 奈良先端科学技術大学院大学先端科学技術研究科物質創成科学領域 教授

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Online ISSN : 2435-2292

Print ISSN : 0375-9253

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