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農林水産省は持続可能な食料システムの構築に向け,2021年5月に「みどりの食料システム戦略」を策定し,中長期的な観点から,調達,生産,加工,流通,消費の各段階の取組とカーボンニュートラル等の環境負荷軽減のイノベーションを推進している(図1)1)。昨年7月には,これを実現するための「みどりの食料システム法」が施行された。 国立高等専門学校機構は5つの分野(①マテリアル,②介護・医工,③防災・減災・防疫,④エネルギー環境,⑤農林水産)において,1分野5高専からなるGEAR 5.0と呼ぶ研究・社会実装プロジェクトをおこなっている2)。GEAR 5.0農林水産分野は「みどりの食料システム戦略」を具現化するもので,5高専(鳥羽商船(代表)・一関・函館・和歌山・阿南)が連携して“「とる」から「つくる」へ農林水産業のDX推進プロジェクト”をおこなっている。これらは「SDGs」を意識したディープテック分野(人工知能,ロボット,エネルギー,ナノテク・材料,ライフサイエンス,IoT等)における革新的農林水産業の社会実装である。一関高専は2022年度からGEAR 5.0農林水産分野において,“ウニの...
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