KV Slide 1 KV Slide 1
KV Slide 2 KV Slide 2
KV Slide 3 KV Slide 3
2019年度以前の記事は
電子図書館をご覧ください

※ 検索ワードを区切るスペースは半角でお願いします。

2024 Vol.88 No.2 特集

前の記事へ

特集 ペプチド界面活性剤(ペプチド脂質)の
自己組織化とがん細胞の殺傷

特集 新規原理に基づくバイオチップ
(ペプチドマイクロアレイ)の開発と診断への応用

次の記事へ

特集

ペプチド科学の最近の進展
ペプチスターによるペプチド製造のイノベーション

 ペプチドとは,2個以上のアミノ酸のペプチド結合によってできた化合物の総称である。結合しているアミノ酸の数によって,ジペプチド(2個),トリペプチド(3個),オリゴペプチド(数個〜十数個),ポリペプチド(多数)などと区別される。一般にアミノ酸が50個以上結合したものをタンパク質と呼び,50個未満のものはペプチドと呼ばれる。ペプチドは,生体内でホルモンとして作用するものが多数知られており,副作用の少ない理想的な医薬品と考えられ,機能を持つペプチド本体やミミック(模倣物)がペプチド医薬品として実用化されている。  医薬品を分子量により分類すると,低分子,中分子および高分子医薬の大きく3種類に分かれる。その中でも,従来から一般に使用される医薬品は低分子の化合物が多い。抗体医薬やワクチンなどのバイオ医薬品は分子量が大きく,高分子医薬品に分類され,医薬品売上に占める割合は年々,増加している。近年は,ペプチド医薬品と核酸医薬品が“中分子医薬品”と定義され,ペプチド医薬品は,化学合成により低コストで高品質に大量生産が可能なことや,低分子よりも複雑な構造の治療標的を識別できる優れた特徴を持っている。更に合成が容易なことから,D...

國谷 亮介
Image

國谷 亮介

Peptide Manufacturing Innovations with PeptiStar

Ryosuke KUNITANI(正会員)

  • 2002年 岐阜大学大学院工学研究科応用化学専攻修士課程修了

  • ペプチスター(株)研究開発部 副部長 プロセス化学グループ グループ長

根本 圭崇
Image

根本 圭崇

Yoshitaka NEMOTO

  • 1998年 青山学院大学大学院理工学研究科化学専攻修士課程修了

  • ペプチスター(株)研究開発部 部長

前の記事へ

特集 ペプチド界面活性剤(ペプチド脂質)の
自己組織化とがん細胞の殺傷

特集 新規原理に基づくバイオチップ
(ペプチドマイクロアレイ)の開発と診断への応用

次の記事へ

Online ISSN : 2435-2292

Print ISSN : 0375-9253

image

PDFを閲覧するにはAdobe Readerが必要です。

お気に入りから削除しますか?

はい