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化学工業プロセス分野における中心技術の一つである触媒反応工学は,昨今のエネルギー問題や環境問題をも視野に入れた展開が継続的に進められている。ここでは,2019年1月から12月までにおける国内外での触媒反応工学に関した学術分野の動きと触媒反応工学分科会の活動を紹介する。また,最近の注目論文も簡単に紹介する。 2019年6月26~30日に,スロベニア・ポルトローシュで6th European Conference on Environmental Applications of Advanced Oxidation Processes(EAAOP-6)が開催された。酸化反応プロセスを主題として取り上げている本会議では,触媒原理や触媒化学の議論のみならず,化学反応のプロセス強化(PI)に関した研究発表も増えてきた。今回は57カ国約300名の参加者があり,4件のPlenary lecturesを基軸に,触媒化学,触媒工学,分析化学,反応器,プロセス操作などに関した最新の研究技術の討論の場となった。 2019年8月4~7日には,タイ・バンコックでThe 8th Asia Pacific Congress on Ca...
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