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2021 Vol.85 No.2 トピックス

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産業セッション 公益社団法人化学工学会第86年会
産業セッション
-「EfficiencyからSufficiencyへ・社会を変革する化学工学」-

トピックス 有機系廃棄物の水熱処理による固体燃料製造および原料混合時の相乗効果

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トピックス

イオン液体を用いた二酸化炭素の電解還元

 イオン液体は揮発性が非常に低い,常温で液体状態をとる,電気伝導性が高いなど,従来の液体にはない特徴を持つ。また,イオン液体を構成するカチオンやアニオンの構造や組み合わせを変えることで種々の性質を制御することができる。さらに,イオン液体は温室効果ガスの一つである二酸化炭素(CO2)を選択的に吸収することが報告されている。イオン液体のCO2吸収特性は,構成イオンの構造によって大きく異なるため,種々のイオン液体のCO2吸収特性に関する研究が盛んにおこなわれている。  イオン液体はCO2をよく吸収するとともに,CO2・-ラジカルなどの反応性の高い化学種を安定化することが報告されているため,イオン液体を用いてCO2を電気化学的に還元しようとする研究も進められている1, 2)。CO2を還元することによって得られる化合物は,種々の有機化合物の原料となる一酸化炭素(CO),燃料電池の水素供給源として注目されているメタノール(CH3OH)やギ酸(HCOOH)などがある。ここでは,イオン液体を用いてCOを生成する研究について紹介する。  Pardalらは,EMIMTfO(図1上)と水9:1混合溶液と亜鉛-銅合金からなる陰極を用い...

下村 拓也

下村 拓也

室蘭工業大学大学院工学研究科

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Online ISSN : 2435-2292

Print ISSN : 0375-9253

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