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2022 Vol.86 No.2 トピックス

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トピックス 医薬品利用を目指した深共晶溶媒の研究動向

広がれ!ダイバーシティ 化学工学ダイバーシティへ向けて
~女性研究者活躍しよう!~

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トピックス

タンパク質の構造予測と設計に関する動向

 生命の誕生から数十億年に亘る自然選択により作られたタンパク質機能の驚くべき多様性は,アミノ酸配列により決定されるタンパク質の緻密な立体構造により実現されている。そのため,タンパク質の立体構造をアミノ酸配列から推知できれば,X線結晶構造解析やクライオ電子顕微鏡観察をすること無しに,ゲノム配列情報を元にタンパク質の機能を迅速に予測することが可能となる。そして構造予測の精度が向上することは,特定の機能を持つ立体構造に折り畳まるアミノ酸配列を書き出すことを可能とする。すなわち,要求駆動的にタンパク質機能を設計することできるようになる。この十数年で,タンパク質構造の予測精度が飛躍的に向上しており,近い将来タンパク質の構造予測と設計技術が生命の理解やタンパク質の産業利用に大きな影響を与える可能性がある。そこで本稿では,発展目覚ましいタンパク質の構造予測と設計に関する研究の一端を紹介する。  タンパク質は20種類のアミノ酸が脱水縮合により連なった生体高分子であり,コドン暗号表に従って精度良くメッセンジャーRNAから翻訳されているため,DNA配列の解読によりタンパク質中のアミノ酸の並びを知ることができる。特筆すべき特徴として...

二井手 哲平

二井手 哲平

  • 大阪大学情報科学研究科

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Online ISSN : 2435-2292

Print ISSN : 0375-9253

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