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多成分系(混合物)の拡散,反応を取り扱うのが化学種輸送モデルである。これによる二次元(円柱座標,x−y座標)物質移動の計算例を解説する。物質移動流束が小さく速度場に影響しない条件で,物質移動現象は基礎式が伝熱(エネルギー)と類似なので,濃度分布のCFD計算は容易である。CFD内部では成分濃度を質量分率基準で計算しているのだが,見かけ上モル濃度やモル分率で取り扱える。 なお,伝熱の計算では温度勾配や境界面の熱流束を得る手段が提供されているが,物質移動(化学種輸送モデル)では成分の濃度勾配や物質流束を得る手段は提供されていない。 ...
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