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2022 Vol.86 No.9 特集

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巻頭言 カーボンニュートラル社会の実現へのリチウムイオン電池の役割

特集 量子ビームを用いた高エネルギー密度正極材料の局所構造解析

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特集

リチウムイオン電池を支える材料技術
液系リチウムイオン二次電池の現状と今後の電池開発の展望

 近年,世界各国で二酸化炭素(CO2)の排出量削減を達成すべく電動車両の導入が進んでいる。図1に国内の各部門におけるCO2排出量を示す。運輸部門がCO2総排出量の18.6%を占めており,運輸部門の86.1%を自動車で占めている。そのため,CO2排出量の削減のためにはガソリン自動車から走行中にCO2を排出しない電動車両への移行が不可避となる。現在,欧州では相次いで電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHEV)を市場に投入してきており,急速にEVシフトを進めようとしている。2021年には全世界でのEVとPHEVの年間販売台数を合計すると約650万台が販売されてきており,世界での自動車販売台数の10%に迫りつつある。これら電動車両にはLiイオン二次電池(LIB)が必要不可欠であるが,民生用途と比較して車載向けは生産量が大きく,LIB市場の主流となってきている。本稿では,EV用LIBについてスコープを絞り,LIBの現状と今後の電池開発の展望について解説する。 ...

辰巳 国昭
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辰巳 国昭

Current Status of Liquid-Type Lithium-Ion Secondary Batteries and Future Prospects for Battery Development

Kuniaki TATSUMI

  • 1988年 京都大学大学院工学研究科修士課程修了

  • (国研)産業技術総合研究所 関西センター 所長

小林 弘典
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小林 弘典

Hironori KOBAYASHI

  • 1996年 神戸大学大学院自然科学研究科博士課程修了

  • (国研)産業技術総合研究所 エネルギー・環境領域 電池技術研究部門 総括研究主幹

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Online ISSN : 2435-2292

Print ISSN : 0375-9253

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