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国内の発表では,化学工学会第86年会(2021年3月20〜22日)が,新型コロナウイルスの感染状況を踏まえ,オンラインで開催された。本大会では,大学と高専の研究者,大学院生を中心に,口頭発表8件,ポスター発表5件の計13件の発表がおこなわれた。発表内容を大別すると,晶析基礎現象2件,操作設計3件,資源リサイクル2件,エネルギー2件,新手法3件,晶析トラブル1件となる。 化学工学会第52回秋季大会(2021年9月22〜24日,オンライン・岡山大学)は,大会関係者の尽力により,口頭セッションの一部で,オンラインとオンサイトの併用で開催された。材料・界面部会シンポジウム「持続可能な晶析技術の研究」では,大学・高専・企業の研究者,大学院生から20件の口頭発表があった。発表内容を大別すると,晶析基礎現象5件,操作設計9件,新手法5件,分析法1件となる。エネルギー・医薬・材料など学際分野との接点も多く,シンポジウム名が示す通り,SDGsに近いところでの報告例が多かったように思う。本シンポジウムでは,「晶析技術の持続可能な開発目標」と「無機微粒子に関する晶析事例」の2件の招待講演がおこなわれた。上記シンポジウムのほか,当...
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