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2022 Vol.86 No.11 特集

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特集

化学工学における粉体の最新技術
医薬品固形製剤の粉体ハンドリングに関わる
PAT活用事例

 近年の医薬品製剤においては,QbD(Quality by Design)に基づく開発アプローチが実践されている。QbDは,ICH(医薬品規制調和国際会議)が発行した品質に関するガイドラインの第8章「製剤開発に関するガイドライン」において,「事前の目標設定に始まり,製品及び工程の理解並びに工程管理に重点をおいた,立証された科学及び品質リスクマネジメントに基づく体系的な開発手法」と定義されている。これは,製品品質は製造設計により作り込まれるものであり,開発段階から多くの知識・情報を収集し,それにより工程を理解する,より体系的な製剤開発アプローチが求められていると解釈できる。QbDアプローチを実践するためには,PAT(Process Analytical Technology)ツールの活用が期待されている。何故なら,PATは最終製品の品質保証を目指して,重要な中間製品特性(CMA)をリアルタイムで計測することにより,製造の設計・解析・管理をおこなうことができるからである。例えば,混合工程においては,混合品に含まれる薬物の均一性をモニタリングしながら適切に混合終点を設定することで,最終製剤の薬物含量の均一性を確保する...

野﨑 祐介
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野﨑 祐介

Introduction of Process Analytical Technology(PAT) to Solid Drug Products

Yusuke NOZAKI

  • 2012年 大阪府立大学大学院工学研究科化学工学分野修士課程修了

  • Pharmaceutical Research and Technology Labs. I, Astellas Pharma Europe B.V.

土肥 優史
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土肥 優史

Masafumi DOHI

  • 2000年 岐阜薬科大学大学院薬学研究科博士前期課程(製剤学専攻)修了 2017年 東邦大学大学院薬学研究科博士後期課程(薬剤学専攻)修了

  • アステラス製薬(株)製薬技術本部 高岡工場 工場長

小島 宏行
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小島 宏行

Hiroyuki KOJIMA

  • 2001年 岐阜薬科大学大学院薬学研究科博士後期課程(製剤学専攻)修了

  • アステラス製薬(株)製薬技術本部 製剤研究所 所長

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Online ISSN : 2435-2292

Print ISSN : 0375-9253

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