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化学工学会男女共同参画委員会では,自然科学系女性技術者・研究者の抱えている様々な課題について情報交換をおこない,女性技術者・研究者のネットワークを作ることを目的に,「女性技術者ネットワーク」という会合を2012年から継続的に開催しております。秋季大会に続き今年度2回目の会合は,10月21日(金)17:40からオンサイトおよびオンラインのハイブリット開催でおこなわれ,2名の講師の方にご講演いただいた後,交流会をおこないました。 はじめに,「ジェンダード・イノベーションとは〜性差研究がもたらす科学技術の発展〜」と題して,お茶の水女子大学ジェンダード・イノベーション研究所・特任教授である佐々木成江先生にご講演いただきました。佐々木先生は,名古屋大学とお茶の水女子大学でご専門の生物学の研究と共に男女共同参画に取り組んでこられました。ご講演ではまず,日本の現状が紹介されました。日本の2022年度ジェンダーギャップ指数が世界146ヶ国中116位という順位自体はご存知の方も多いかと思いますが,順位ではなく伸び率が問題で,日本は2006年の初参加以降ほとんど指数が上昇していないが,G7の中で伸び率1位のフランスは日本の28...
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