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触媒反応工学分科会では,環境・エネルギー問題を解決するうえで重要な触媒と反応工学に関して,その基礎から応用までの学問的且つ技術的進化を図ると共に,実用化へ向けた議論の場として活動をおこなっている。2020年初頭から始まったCOVID-19の世界的な感染拡大の影響は,2022年においても完全に無くなったわけではないが,年会や秋季大会での発表,および分科会主催のシンポジウムも対面での発表や会合に移行しつつある。ここでは,2022年に開催された触媒と反応工学に関連する学術分野の動きと触媒反応工学分科会の活動を紹介する。 2022年7月24〜29日に9th Tokyo Conference on Advanced Catalytic Science and Technology(TOCAT9)が福岡市の国際会議場にてハイブリッド開催された。この会議は,1990年以降4年毎に日本で開催される触媒に関する重要な国際会議であり,学側のみならず産業界から多くの参加と講演がなされることが特徴である。機械学習やマテリアルインフォマティックスを応用した最新の触媒開発と触媒反応に関する研究報告に加えて,触媒反応プロセス開発や二酸化...
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