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2022 Vol.86 No.2 トピックス

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産業セッション 公益社団法人化学工学会第87年会
産業セッション
-「社会課題を解決して未来を創る化学産業」-

トピックス タンパク質の構造予測と設計に関する動向

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トピックス

医薬品利用を目指した深共晶溶媒の研究動向

 深共晶溶媒(deep eutectic solvents:DESs)は,水素結合受容体と水素結合供与体の2種類以上の化合物を混合・加熱(あるいは,水などの液体溶媒に完全に溶解した後,液体溶媒をエバポレーションなどの操作で脱溶媒)することで生成できる共晶混合物であり,複合化に起因した低揮発性や難燃性などの特長を有することが知られている。DESsの代表は塩化コリン(ChCl)と尿素の混合物であり,共晶組成はChCl:尿素=1:2(モル比),共晶温度は12℃である1)。現在,環境低負荷の観点から抽出や反応における溶媒としてDESsへの関心が高まっており,近年,天然化合物を用いたDESs(natural deep eutectic solvents:NADESs)が創製されている2)。  アセチルサリチル酸(acetylsalicylic acid:AA,別名アスピリン)は非ステロイド抗炎症剤として広く利用されている医薬品有効成分(active pharmaceutical ingredients:APIs)の一つであるが,水に対する低い溶解度が課題となっている(溶解度0.0033 g/mL)。また,AAは分子内にエ...

梅木 辰也

梅木 辰也

  • 佐賀大学理工学部理工学科化学部門

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Online ISSN : 2435-2292

Print ISSN : 0375-9253

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