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先進国では,運輸部門の中心的な存在である自動車は,排出ガス問題を克服し,地球環境と燃費・省エネルギーに関わる課題がより重要になりつつある。わが国では,2018年度のCO2排出量のうち,運輸部門は2億1000万トンで国全体の18.5%を占め,表1に示すように,その9割近くが自動車から排出されている1)。2016年に発効した「パリ協定」では,わが国は温暖化効果ガスを2030年度までに2013年度比で26%削減することを目標とし2),運輸部門では,6,200万トン(28%)の削減が必要とされている。 ...
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