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2021 Vol.85 No.11 トピックス

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トピックス 17O 核磁気共鳴分光法を用いた多孔質材料研究

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トピックス

ソフト多孔性配位錯体に関する研究の最新の動向

 多孔性配位錯体(Metal-organic frameworks:MOFs)は,金属イオンと有機配位子により構成される結晶性の多孔性材料である。1990年代から爆発的な注目を集めてきたMOFであるが,その勢いは留まることを知らず,今なお1日平均10件以上1)の関連論文が発表されている。中でも結晶構造に構造柔軟性を有するソフトMOFは,ガス分子吸着等の外的刺激により結晶構造転移を示すという特異性から(図1),新世代の多孔体として幅広い分野での応用が期待されている。本稿では,ソフトMOFに関する研究の最新動向について紹介する。 ...

平出 翔太郎

平出 翔太郎

  • 京都大学工学研究科 

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Online ISSN : 2435-2292

Print ISSN : 0375-9253

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