KV Slide 1 KV Slide 1
KV Slide 2 KV Slide 2
KV Slide 3 KV Slide 3
2019年度以前の記事は
電子図書館をご覧ください

※ 検索ワードを区切るスペースは半角でお願いします。

2023 Vol.87 No.2 特集

前の記事へ

特集 海洋環境の酸化還元電位や微生物をきっかけとした
生分解開始スイッチ機能を有する海洋時限生分解性プラスチックの開発

特集 カネカ生分解性バイオポリマー Green Planet®が
実現させる循環型ポリマー産業

次の記事へ

特集

拡がるクロマトグラフィーの世界
産学連携の取り組み[バイオベースポリマー開発]

 ポリエチレン(PE)やポリプロピレン(PP)をはじめとする汎用プラスチックは安価,軽量,自在な成形性による高い意匠性・デザイン応用性などの特性で,我々の日々の生活を豊かにしてきた。丈夫で腐らないという特徴を活かして幅広い分野で利用されてきたが,自然環境中で分解されにくいため様々な環境問題を引き起こしている。近年,マクロプラスチック(サイズの大きいプラスチックごみ:レジ袋,PETボトルなどの成形品)とマイクロプラスチック(サイズの小さいプラスチックごみ:プラスチックの破片や研磨材等と言われている)の海洋汚染が深刻になっている。また,フリース等に利用されるポリエステル,ナイロンといった化学繊維のマイクロファイバー(長さ5ミリ以下)が洗濯で抜け落ち,川・海に流出することで汚染の原因となっている。現状,海洋に漂流するプラスチックの正確な量は把握されていないが,世界で毎年900万トンを超えるプラスチックごみが陸上から海洋へ流出すると報告されている1)。そのため,プラスチックごみの中でも,とりわけ海洋へ流出する可能性が高いワンウェイ用途のプラスチックについては,海洋へ流出しても環境への負荷が小さい新素材(海洋生分解性プラ...

宇山 浩
Image

宇山 浩

Industry-University Collaboration[Development of Biobased Polymers]

Hiroshi UYAMA

  • 1987年 京都大学大学院工学研究科合成化学専攻修士課程修了 博士(工学)

  • 大阪大学大学院工学研究科 教授

徐 于懿
Image

徐 于懿

Yu-I HSU

  • 2012年 京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科バイオベースマテリアル学専攻博士後期課程修了 博士(工学)

  • 大阪大学大学院工学研究科 准教授

前の記事へ

特集 海洋環境の酸化還元電位や微生物をきっかけとした
生分解開始スイッチ機能を有する海洋時限生分解性プラスチックの開発

特集 カネカ生分解性バイオポリマー Green Planet®が
実現させる循環型ポリマー産業

次の記事へ

Online ISSN : 2435-2292

Print ISSN : 0375-9253

image

PDFを閲覧するにはAdobe Readerが必要です。

お気に入りから削除しますか?

はい