※ 検索ワードを区切るスペースは半角でお願いします。
化学業界におけるプロセスの設計・検討においては,コスト削減および開発速度向上のために,プロセスシミュレーションやCAE(Computer Aided Engineering)が活用されているケースが多い。特に反応器の設計・検討においてはCFD(Computational Fluid Dynamics)が活用されている。近年では,コンピューターの著しい性能向上により,現実的な時間で反応器内の流動状態をCFDで計算することが可能になった。 当社においても様々な反応器の設計・検討においてCFDが活用されている。CFDから得られる流速や温度,反応速度分布といった情報から,反応器の装置形状や運転条件の仕様を決める。また,実機へスケールアップした際に発生の恐れがあるトラブルを予測するためにも使われている。本稿では,当社におけるCAE技術の概要と反応器の検討におけるCFD活用事例について紹介する。 ...
お気に入りから削除しますか?