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2021 Vol.85 No.12 特集

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巻頭言 カーボンニュートラルへの貢献を目指すブルーカーボンの役割とその課題

特集 ブルーカーボンに関わる国内外の政策動向

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特集

ブルーカーボン
浅海生態系を介した炭素フロー

 浅海域における干潟,藻場,湿地,あるいはマングローブは,水質浄化,食料供給,観光,レクリエーションといった様々な恵み(生態系サービス)を私たちにもたらす。その中でも,二酸化炭素(CO2)の吸収という新たな恵みが注目されている。
 海洋生物によって大気中のCO2が取り込まれ,海洋中に貯留された炭素のことを,2009年に国連環境計画(UNEP)は「ブルーカーボン」と名付けた1)。陸域や海洋は,地球における炭素の主要な貯蔵庫となっているが,海洋が炭素貯蔵庫として特に重要なのは,海底泥中に貯留されたブルーカーボンが長期間(数千年程度)分解無機化されずに貯留され保存性が極めて高い点である。
 海底には年間1.9~2.4億トンの炭素が新たに埋没し貯留されると推定され,浅海域はそのうちの約73~79%(1.4~1.9億トン)を占めるとの報告がある(図1)1, 2)。したがって,温室効果ガスのうち最も主要なCO2を,大気外へ隔離し貯留させる仕組みが,浅海域において有効...

桑江 朝比呂
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桑江 朝比呂

Carbon Flow Through Marine Ecosystems

Tomohiro KUWAE

  • 1995年 京都大学大学院農学研究科修士課程修了 2001年 博士(農学)(京都大学)

  • (国研)海上・港湾・航空技術研究所 港湾空港技術研究所 沿岸環境研究グループ グループ長

堀 正和
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堀 正和

Masakazu HORI

  • 2003年 北海道大学大学院水産科学研究科博士後期課程修了 博士(水産科学)

  • (国研)水産研究・教育機構 水産資源研究所 社会・生態系システム部 沿岸生態系暖流域グループ グループ長

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Online ISSN : 2435-2292

Print ISSN : 0375-9253

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