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2020 Vol.84 No.4

巻頭言

特集

Additive Manufacturing技術の現在Ⅰ

 3Dプリンタをはじめとする付加製造(Additive Manufacturing)技術は,従来の切削や塑性による加工では不可能な複雑で精密な構造体を作成できる技術として注目されている。材料としてはこれまで,ABSやPLAなどの汎用樹脂が中心であったが,近年ではエンジニアリングプラスチック・金属・セラミックなどの硬い材料に加え,ゴム・ゲル・細胞などの柔らかい材料も扱えるようになり,その用途の幅が急速に広がりつつある。それぞれの技術は材料ごとに大きく異なることから,本特集では,樹脂,金属,セラミック,バイオマテリアルの4種に大別し,材料詳細・造形加工技術・基礎理論について解説するとともに,実用化に向けた適用例・将来展望を紹介したい。なお,本特集は2号に渡り,本号では樹脂・金属を,次号ではセラミック・バイオマテリアルを取り扱う。(編集担当:後藤健彦,中澤 光,平田琢也,百瀬 健,景山正人)†

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Online ISSN : 2435-2292

Print ISSN : 0375-9253

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