※ 検索ワードを区切るスペースは半角でお願いします。
巻頭言
特集
地球規模の気候変動への対策(温室効果ガス削減・エネルギー変革・炭素循環社会の実現など)に関する社会的要求,新興国の急速な発展に伴う業界マップの変化など,我々の生活を取り巻く環境の変化が著しいなか,経済の持続的な発展にはイノベーションの連続的な創出が必要不可欠である。その中でも大学発ベンチャーは,大学に潜在する研究成果を掘り起こし,新規性の高い製品により,新市場の創出を目指す「イノベーションの担い手」として高く期待されている。
我が国の大学発ベンチャー数は,2001 年度制定の「大学発ベンチャー 1,000 社計画(平沼プラン)」をきっかけに大きく増加し,2020年度の調査時点では2,905社を数えるに至っている。また最近の動きでは国立大学法人法の一部改正により2022 年 4 月より指定国立大学から大学発ベンチャーへの直接投資が解禁されるなど,さらなる規制緩和や支援拡充によるイノベーション活発化も進められている。
本特集では明るい未来へ向けたイノベーションの担い手としての大学発ベンチャーに注目し,様々な事例を紹介する。新型コロナ禍で閉塞感を感じられている方々にとって明るい将来像をイメージする一助になれば幸いである。
University Startups -Creators of New Paradigmatic Industry
The Past and the Future of Materials Startup -The World as Seen through Devices Equipped with MOFs-
Create a New Industry with Chitin Nanofibers from Crab Shell to Revitalize Tottori Prefecture
A Winding Road of a Material Startup Company
Make Wave, Make World. / Commercialization of Microwave Chemical Process
High Stabilization of Process Control Using New Advanced Controls
Social Implementation and Future Prospects of Electride Catalyst by Tsubame BHB
Thin Artificial Muscle -From Research to Practical Use-
学生会員の声
お気に入りから削除しますか?